2022年度近畿アグリハイテク公開セミナー「私たちは有機農業をどう育てていくのか」(ハイブリッド開催、2/24、京都)
2022-12-09
日時
令和5年2月24日(金) 14:00~16:00
場所
キャンパスプラザ京都 5階 第1講義室 (京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
(Zoomウェビナーでのリモート参加もできます)
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、NPO法人近畿アグリハイテク
内容
1.「フランスの公共調達の取り組みに学ぶ有機農業の普及」
愛知学院大学経済学部経済学科 教授 関根 佳恵 氏
2.「有機農業者・有機農業研究者からのメッセージ」
恵泉女学園大学人間社会学部社会園芸学科 教授 澤登 早苗 氏
各講演の演題をクリックしていただくと当日の講演要旨がダウンロード可能です(NPO法人近畿アグリハイテクのホームページにリンクを張っています)。
また、NPO法人近畿アグリハイテクホームページ内「地域ネットワークの発展をめざして」から、期間限定(2024.3.31まで)にて当日の講演の動画(YouTube動画)をご覧いただくことが可能です。
詳細
NPO法人近畿アグリハイテクホームページをご覧ください。
実施結果
「みどりの食料システム戦略」において、農林水産業・食品産業を持続可能なものに転換するため「2050年までに耕地面積に占める有機農業地を25%(100万ha)に拡大する」と数値目標が示される中で、生産者、食品事業者、消費者等がそれぞれの立場で何をすべきかを考える手助けとして、「私たちは有機農業をどう育てていくのか」をテーマに公開セミナーを開催しました。
愛知学院大学経済学部 関根佳恵教授からは、学校給食等「公共調達」を通じた利用拡大に向けた取組を進めている事例から考える『フランスの公共調達の取り組みに学ぶ有機農業の普及』、また恵泉女学園大学人間社会学部 澤登早苗教授からは、自らが有機果樹生産農家で大学では学生・地域住民が有機農業を体験できる活動を続けている実践事例をもとに『有機農業者・有機農業研究者からのメッセージ』と題した講演をいただき、Webを含め50名の参加(特に、府県の農業改良普及センターからの参加も多く)があり、会場参加者から活発な質問や意見が交わされ、講演終了後も講師を囲んで質問するなど関心の高さがうかがわれるセミナーとなりました。