セミナー「ウェルビーイングで未来の食づくりの可能性を探る」(10/24開催、岡山)
2025-09-25
日時
令和7年10月24日(金) 13:30~16:30
場所
ノートルダム清心女子大学 ヨゼフホールA棟3F ヨゼフ300 (岡山県岡山市北区伊福町2-16-9)
主催
NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会
共催
ノートルダム清心女子大学
内容
1.「食によるウェルビーイングの実現を目指して」
一般社団法人日本最適化栄養食協会 事務局長 前島 秀樹 氏
2.「オーガニックレストランJAS認証で有機食材の普及と食の安心・安全を支える」
マトハヤ・フーズコンタクト株式会社 代表取締役 的早 剛由 氏
3.「LLRP処理した玄米の機能性と食味について」
株式会社サタケ 技術本部 技術研究室 副室長 藤田 明子 氏
ー 試食タイム(完全メシ、マジックライス)ー
4.総合討論
※閉会後コーディネーターによる競争的研究資金への申請やマッチング等に関する個別相談に応じます。
詳細
NPO法人中国四国・農林水産食品先進技術研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
当日は48名の参加があり、総合討論ではウェルビーイングによる未来の食づくりの可能性について活発な議論を行った。
参加者からは、「最適化栄養食の設計の中心にカロリー量があり、そこから栄養素を調整することを知った。調理が要らないので認知率が上がれば多くの人に利用されそうだ。最適化栄養食の基礎研究でウェルビーイングやQOLの向上に寄与するという結果が発表されている点が特に興味深かった」、「(株)サカタのLLRP(長期保存)処理米は、機能成分が失われない上、殺菌・殺虫効果があることが特に興味深く感じた。他社商品より調理時間が短いことや、保存期間が長いこと等の特徴があることが分かった。もう少し普段のご飯に近い食感になるとおいしく感じられそうだ」などの意見や感想が出ていた。
また、講演の合間を利用して、講演で紹介された「カレーメシ」(日清食品)や、「ななこめっつ」、「まぜこめっつ」(サカタ)などの試食を行った。試食した人からは、「予想していたよりも本格的な味で美味しかった」、「お湯でも水でもおいしくいただけた」、「7年間保存できれば安心」など、総じて高評価な感想が多かった。




