オンラインセミナー「野生種イヌビワとの種間交雑体を利用したイチジク株枯病抵抗性台木新品種『励広台1号』の開発」(Zoomウェビナーによるオンライン開催、11/29、岡山)
2021-10-21
日時
令和3年11月29日(月) 13:00~17:00
形態
Zoomウェビナーによるオンライン開催(岡山コンベンションセンターよりライブ配信)
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会
内容
・趣旨説明
「本事業の実施に至るまでの経緯と事業概要」
広島県立総合技術研究所 農業技術センター 副部長 軸丸 祥大 氏
・講演
1)「イヌビワとイチジクの種間交雑体『励広台1号』の獲得に至るまで」
(国研) 農研機構 果樹茶業研究部門 安芸津調整役 薬師寺 博 氏
2)「イチジク株枯病の特徴と『励広台1号』等の抵抗性品種の選抜方法」
広島県立総合技術研究所 農業技術センター 主任研究員 森田 剛成 氏
3)「『励広台1号』の品種特性と挿し木・接ぎ木に関する留意点」
(国研) 農研機構 果樹茶業研究部門 主任研究員 山﨑 安津 氏
4)「『桝井ドーフィン』を接ぎ木した際の栽培特性の把握」
(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 研究員 上森 真広 氏
5)「『蓬莱柿』を接ぎ木した際の栽培特性の把握」
広島県立総合技術研究所 農業技術センター 主任研究員 須川 瞬氏
6)「『とよみつひめ』を接ぎ木した際の栽培特性の把握」
福岡県農林業総合試験場豊前分場 果樹チーム長 野方 仁 氏
・意見交換
・個別相談(競争的研究資金、共同研究、マッチング等)
※個別相談を希望される方は申込時の登録画面にて相談内容をご記入ください。
詳細
NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
イチジクの株枯病は全国的な問題であり、今回、種間交雑により、新たな台木開発に成功したことで、産地の維持・拡大への期待が高まっています。イチジクの品種や土壌(菌の密度など)での親和性、生育・収量などの具体的な検証と、効果的な普及について議論が深まりました。(参加者:113名)