東北ハイテク研究会セミナー「スマート農業技術をもっと身近に:低コスト簡便スモール・スマート農業技術を知る 第1弾」(Zoomウェビナーによるオンライン開催、9/9、岩手)
2021-08-10
日時
令和3年9月9日(木) 13:30~15:30
形態
Zoomウェビナーによるオンライン開催
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
内容
<第1弾 中小規模農家でもできる施設環境の見える化と制御>
第1報告
「安価かつ簡便にハウスの遠隔監視に使えるIoT機器『通い農業支援システム』の活用事例」
農研機構 東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 稲葉 修武 氏
第2報告
「モニタリングから統合環境制御まで低コストで始められるDIY型環境制御システム『アルスプラウト』のご紹介」
アルスプラウトチラシ(PDF) アルスプラウトパンフレット(PDF)
(株)サカタのタネ ソリューション統括部 清水 進吾 氏
第3報告
「中小規模施設に適応した複合環境制御盤の開発と導入効果」
岩手県農業研究センター 園芸技術研究部 野菜研究室長 山田 修 氏
質疑討論
演題等をクリックしていただくと当日の講演要旨、チラシ・パンフレットがダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。
詳細
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
多くの農家から安価で利用が簡単で確実な効果が得られるスマート農業技術の開発を期待する声が多く寄せられており、そうした農家の切実な声に応えることを目指して、セミナーを実施しました。
第1報告では、農研機構東北農業研究センターで開発された安価かつ簡便にハウスの遠隔監視に使える「通い農業支援システム」について、支援システムの特徴、各地での活用事例、導入方法とコストならびに支援体制が説明されました。
第2報告では、(株)サカタのタネがその開発に中心的な役割を果たしてきた「モニタリングから統合環境制御まで低コストで始められるDIY型環境制御システム『アルスプラウト』」について紹介が行われました。
第3報告では、岩手県農業研究センターが開発した「中小規模施設に適応した複合環境制御盤の開発と導入効果」について紹介が行われました。
以上の報告に基づいて、参加者との質疑討論を行ったところ、多くの質問が寄せられ、講演者はその一つ一つの質問に丁寧に回答され、非常に良かったという意見が寄せられました。
本セミナーを通して、安価で簡便なスモール・スマート農業技術に対する期待が大きいことが改めて確認でき、非常に有意義なセミナーとなりました。参加者は146名でした。