農林水産・食品産業分野産学連携支援サイト

コーディネーター活動のご紹介
(令和6年度作成)

商品化・事業化支援事例 02

世界初!樹(き)から造る「木の酒」の開発

森林総合研究所は、木材の新しい加工技術を開発し、人類史上初めて木を原料にお酒を造る技術を開発しました。

イノベーション創出強化研究推進事業では、実用的な製造プロセスの確立、香り・味覚の機器分析による特徴付け、安全性試験等に取り組んできています。

新しいジャンルのお酒として市場を形成する可能性があり、日本の酒や食文化の新しいトレンドとして関心が寄せられています。また、国産材の新たな需要の開拓や山村地域の振興、林業の成長産業化などにも貢献することが期待されています。

本事例に関する問合せ先
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所MAIL:kouho@ffpri.affrc.go.jp

コーディネーターの”ここがポイント!”

農林水産・食品産業技術振興協会
産学連携事業部長・コーディネーター 佐藤 龍太郎

2018年秋のJATAFF技術情報交流セミナーでこの課題を取り上げ、以来6年間、継続して支援を行ってきました。当初は基礎データ蓄積の段階でしたが、その後、製造法も確立され、樹種によって味わいの異なる面白いお酒に育ってきています。微力ではありますが、長期間に亘り競争的研究費の獲得やアウトリーチ活動などのご相談に応じることで多少はお役に立てたのではないかと考えています。世界初の木のお酒が、華々しいデビューを飾ることをとても楽しみにしています。

コーディネーターへの問合せ先
公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会
MAIL:renkei@jataff.or.jp
TEL:03-3509-1161

商品化・事業化支援事例(目次)

01.初冬直播き技術(いつでも・どこでも直播きできる技術)の開発・普及02.世界初!樹(き)から造る「木の酒」の開発03.三重県伊賀地域のニンニク産地の形成04.傾斜地における安全作業をサポートする電動式・移動式作業台車兼運搬車の開発05.授粉用ヒロズキンバエ「ビーフライ」の開発と実用化06.栗園における労働軽減のための収穫・運搬ロボットの開発コーディネータ活動のご紹介(令和6年度作成)TOPへ戻るコーディネータ活動のご紹介事例集ダウンロード
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