第218回農林交流センターワークショップ「メッシュ農業気象データ利用講習会」(6/27~28開催、茨城)
2019-04-15
近年の温暖化傾向に伴い、高温による減収や品質低下が各地で問題となっており、これを克服する技術の開発が全国で進められています。また、農業人口の高齢化に伴って「担い手」に集積する小規模で分散した圃場を効率的に経営するために、複数の作物や品種を組み合わせて機材の稼働や労働を平準化する技術が求められています。
この度、農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター及び国⽴研究開発法⼈農業・⾷品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センターの主催により、メッシュ農業気象データについて理解するとともにプログラミング言語Pythonや表計算ソフトExcelでこれを処理する技術の習得を目的としたワークショップが開催されますので、お知らせいたします。
日時
令和元年6月27日(木)~6月28日(金)
場所
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)
第1研究本館 大会議室
(茨城県つくば市観音台3-1-1)
主催
農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
国⽴研究開発法⼈農業・⾷品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター
対象
産学官で研究・開発に従事している方で、気象データの農業利用に関心のある方
講義・実習内容
◆6月27日(木) 9:00~17:10
【挨拶】農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課長 荒川 智幸 氏
【オリエンテーション】 中野 聡史 氏(農研機構 農業環境変動研究センター)
【参加者・講師自己紹介】
【講義】「メッシュ農業気象データの利用について」 佐々木 華織 氏(農研機構 農業環境変動研究センター)
【講義】「メッシュ農業気象データの特性について」 桑形 恒男 氏(農研機構 農業環境変動研究センター)
【講義】「2週間予報値の紹介と活用」
萱場 亙起 氏(国交省 気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課 異常気象情報センター)
【講義】「メッシュ温暖化シナリオデータについて」 西森 基貴 氏(農研機構 農業環境変動研究センター)
【実習】「メッシュ農業気象データの取得1 Excelの利用」 根本 学 氏(農研機構 北海道農業研究センター)
【実習】「Pythonによるプログラミングの基礎」 片柳 薫子 氏(農研機構 農業環境変動研究センター)
【実習】「メッシュ農業気象データの取得2 Pythonの利用」 根本 学 氏(農研機構 北海道農業研究センター)
【実習】「Pythonによるメッシュ農業気象データの処理1」 川方 俊和 氏(農研機構 東北農業研究センター)
【実習】「Pythonによるメッシュ農業気象データの処理2」 大久保 さゆり 氏(農研機構 東北農業研究センター)
【討論】「グループで開発するアプリケーションの検討」 中野 聡史 氏
◆6月28日(金) 9:00~15:00
【実習】「グループごとにメッシュ農業気象データを利用するアプリケーションを開発」
中野 聡史 氏、小南 靖弘 氏(農研機構 北海道農業研究センター)
【発表】「グループで開発したアプリケーションの発表」 中野 聡史 氏
詳細
申込方法や日程等、詳細は農林水産省 農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センターホームページをご覧ください。