平成28年度東北ハイテク研究会 第3回勉強会「岩手町の薬草栽培の視察研修」(8/31開催、岩手)
2016-08-30
日時
平成28年8月31日(水) 13:00~15:00
場所
岩手町 薬草栽培現地 (岩手県岩手郡岩手町五日市)
主催
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、農林水産省
内容
【視察研修】
1.講演
「岩手町での薬草栽培の現状とこれから」
農事組合法人 岩手薬草生産組合 総務部長 伊藤 浩史 氏
2.現地視察
実施結果
薬草を花巻で新たな地域特産作物とするため、6月に第1回勉強会を開催し、取り組み事例などを紹介した。それを受けて、今回は岩手薬草生産組合のご協力を得て、実際の生産現場である岩手町五日市で薬草栽培の視察・研修を行った。
はじめに組合の総務部長である伊藤浩史氏から「岩手町での薬草栽培の現状」について講演いただき、その後、現地視察として、シャクヤクとトウキの各圃場を見学し、ソヨウ(紫蘇)の乾燥・調整作業を視察した。
薬草という性質上、栽培では薬剤散布の制限、除草・選別にかかる手作業、収穫までの期間等について説明があった。
最後にコーディネーターから、「農業者の最大の関心事は、収益性、除草対策、耕作放棄地の活用であり、高収益品目ではないが、将来性のある品目である。ただ、技術的に未解明な部分が多く、また、企業取引であることから信用問題の担保が必須である。」とのコメントがあった。(参加者:12名)
シャクヤク圃の見学(左)・トウキの苗養成(中央)・紫蘇の個別作業(右)