平成27年度産学官連携セミナー(農林水産省における平成28年度競争的研究資金制度説明会) (1/15開催、宮城)
2016-02-17
日時
平成28年1月15日(金) 13:00~17:00
場所
TKPガーデンシティ仙台勾当台2階 ホール2 (宮城県仙台市青葉区国分町3-6-1 仙台パークビル)
主催
農林水産省、 東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
内容
1.農林水産省における平成28年度競争的研究資金制度の説明
1)平成28年度農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業の公募について
2)平成28年度プロジェクト研究の公募について
3)その他の研究資金制度について
2.産学官連携による共同研究や共同開発の事例紹介
1)事例紹介1
「「ひとめぼれ」大規模交配集団を用いた有用遺伝子単離と遺伝子相互作用解明」
農林水産省「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」 シーズ創出ステージ(平成27年度採択課題)
(公財)岩手生物工学研究センター 管理部 研究主査 阿部 陽 氏
2)事例紹介2
「ゲノム育種により有用形質を集積した水稲品種の低コスト生産技術の確立と適地拡大」
農林水産省「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」
「発展融合ステージ(H24年度~26年度)」から「実用技術開発ステージ(H27年度~29年度)」へのステージ移行
岩手県農業研究センター 技術部 上席専門研究員 仲條 眞介 氏
3.農林水産省産学連携支援事業コーディネーター等による個別相談会
実施結果
今回の「産学官連携セミナー」は、大学、公設試験研究機関、独立行政法人、行政機関等の参集の下、農林水産省等の競争的研究資金の公募説明を行うとともに、産学連携による共同研究や共同開発の取組事例を紹介し、東北地域における農林水産・食品産業分野の産学官連携の促進に資するため実施しました。
始めに農林水産技術会議事務局より平成28年度競争的資金制度について詳しく説明をいただきました。
その後、産学官連携による共同研究や共同開発の事例を紹介しました。農林水産省「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」で採択された事例として、(公財)岩手生物工学研究センターの阿部陽研究主査と、岩手県農業研究センターの仲條眞介上席専門研究員からそれぞれの研究内容と、採択に向けて留意した点、コンソーシアムの構成、ヒアリング対応等について講演いただきました。
引き続き行われた相談会には6件の申込みがあり、当ハイテク研究会のコーディネーター等が対応しました。1課題あたり約30分ずつ、それぞれの提案に対して書類の作成等について指導・助言を行いました。相談者からは、引き続き応募に向け、提案書の作成等について指導・助言の要請がありました。(参加者:64名、個別相談6件:大学4件・公設試2件)