「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業(うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立)」の公募について
2014-02-21
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター(以下「生研センター」という)は、平成25年度補正予算で措置された「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業(うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立)」を実施することを予定しており、本事業で実証研究等の実施(公募課題の受託)を希望する研究機関等を一般に広く募ることになりました。
攻めの農林水産業を実現するため、(1)消費者ニーズや民間の技術開発ニーズに立脚し、輸出拡大をも視野に入れた新品種や新技術による強みのある農畜産物づくり、(2)大規模経営における省力・低コスト生産体系の確立、(3)民間の技術力の活用などにより、従来の限界を打破する生産体系への転換を進めることが急務となっています。このため、本事業では民間・大学・独法などのオールジャパンの英知を結集して、革新的な技術体系を確立するための実証研究について、公募を通じて研究を委託します。
公募研究課題
1. 米・麦・大豆・野菜類等を導入した省力・低コスト化等を可能とする水田輪作体系
2. てんさい・ばれいしょ等を導入した省力・低コスト化等を可能とする畑輪作体系
3. 地域作物(落花生、さとうきび、茶等)の省力・低コスト化等を可能とする生産技術体系
4. 畜産の生産性向上、省力化等を可能とする生産技術体系
5. 野菜・花きの効率的な生産を可能とする施設園芸技術体系
6. 露地野菜の省力化及び安定生産を可能とする技術体系
7. 果樹の省力化・軽労化及び安定生産を可能とする技術体系
8. 農林業における鳥獣被害の低減を可能とする技術体系
9. 林業の省力化・低コスト化等を可能とする技術体系
10. 水産業の効率化・生産性向上等を可能とする技術体系
公募期間
平成26年2月21日(金)~3月13日(木)
※詳細は生研センターのホームページをご参照下さい。