セミナー「島根のワイン醸造とブドウの栽培、発酵の知恵を現地から学ぶ」(12/12開催、島根)
2024-11-05
日時
令和6年12月12日(木) 13:15~17:00
場所
島根ワイナリー新館 「シャトー弥山」 (島根県出雲市大社町菱根264-2)
主催
NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会
共催
島根大学生物資源科学部、しまね細胞工学研究会
内容
1.講演
1)「日本ワイン、その魅力と課題」
(公財)日本醸造協会 常務理事 後藤 奈美 氏
2)「ワイン醸造と酵母」
岡山理科大学 研究社会連携機構 ワイン発酵科学センター 教授 金子 明裕 氏
2.話題提供
1)「気候変動による島根のワイン用ブドウの生育変化」
島根ワイナリー 栽培指導課 課長 藤原 和彦 氏
2)「日本ワインブドウ栽培協会の紹介と活動」
奥出雲葡萄園 代表取締役社長 安部 紀夫 氏
3)「ブドウにおける着色安定技術」
島根県農業技術センター 研究員 片寄 志帆 氏
3.総合討論
4.現地視察 島根ワイナリー ワイン醸造館
5.個別相談 コーディネーターによるマッチング、競争的研究資金等に応じます。
詳細
NPO法人中国四国・農林水産食品先進技術研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
セミナーでは、(公財)日本醸造協会の後藤奈美常務理事、岡山理科大学ワイン発酵科学センターの金子明裕教授の基調講演をはじめ、地元から島根ワイナリーの藤原栽培指導課長、奥出雲葡萄園の安部社長、島根県農業技術センターの片寄研究員から話題提供があり、温暖化に伴うブドウの着色不良などの報告がありました。総合討論の後は、島根ワイナリーの醸造施設を視察しました。
全国的にワイナリーが増加する中、島根ワイナリーは今年で創立65周年を迎えるとともに、今年7月には「日本ワインコンクール」で2銘柄(白ワイン)が金賞を受賞するなど、島根県ではブドウ生産やワイン醸造に力を入れています。 (参加者:50名)
セミナーの様子(会場:島根ワイナリー)