東北ハイテク研究会講演会「東北地域における地域資源を活用した有機農業・環境負荷低減農業の担い手」(ハイブリッド開催、7/24、宮城)
2024-06-13
日時
令和6年7月24日(水) 14:15~16:00
開催形態
ハイブリッド方式
会場:TKPガーデンシティ仙台 ホール30A (宮城県仙台市青葉区中央1-3-1、AER30階)
オンライン:Zoom(ウェビナー)を使用
※会場の定員は80名様まで
主催
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
内容
1.「有機農業定着のための実践的栽培管理技術と有機米の販路拡大の取り組み」
株式会社 一関山本農場 代表取締役 山本 佳範 氏
2.「有機質資源の活用肥料と環境負荷低減農業のすゝめ
-いわて・みどりのオーガニックバレーを目指して-」
岩手コンポスト株式会社 アグリ・肥料事業 担当課長 小原 悦郭 氏
3.質疑討論
演題をクリックしていただくと当日の講演資料がダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。
詳細
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
地球温暖化の急激な進行、過去に類を見ない円安さらには農業の担い手の世代交代が急速に進む中で、スマート農業技術とともに、地域資源を活用したビジネス規模での有機農業や環境負荷低減農業の定着が重要視されている。そのため、本講演会を開催し、東北における有機農業と地域資源活用による環境負荷低減に関する先端的な経営体の取り組みを紹介した。
山本氏の報告は、米の有機栽培実践のポリシー、有機米の販路確保、様々な除草技術の実践など、幅広い内容を含み示唆に富む内容であった。小原氏の報告は汚泥資源を肥料化して農業に活用することで環境負荷低減を実現するという内容であり、国内資源を活用した肥料の国内自給の道を拓くものであった。質疑討論では、有機農業の拡大の可能性と課題、汚泥肥料の普及を拡大するための方策などについて意見交換が行われた。
参加者は65名であった。(会場参加者26名、Online39名)
講演会の様子