グリーンテクノバンク てん菜研究会 第22回技術研究発表会(7/17開催、北海道)
2024-05-31
日時
令和6年7月17日(水) 10:00~17:00
場所
北農ビル 19階 第1~4会議室 (札幌市中央区北4条西1丁目)
主催
NPO法人グリーンテクノバンク
共催
農研機構北海道農業研究センター、(一社)北海道農産協会
内容
◆技術研究発表会(一般講演)
1.テンサイ初期生育のヘテロシスによる低 pH ストレス耐性の分子機構
〇山田佳奈 1,小川紘生 1,久野あゆみ 1,須田昌義 1,廣木幸太郎 1,松平洋明 2,北崎一義 1
(1 北大院・農,2 農研機構・北農研)
2.市販の園芸土を用いたテンサイの酸性土壌耐性評価法
〇成廣翼、松平洋明、黒田洋輔(農研機構・北農研)
3.Aphanomyces 苗立枯病抵抗性の品種・系統間差
○松平洋明、成廣翼、黒田洋輔(農研機構・北農研)
4.フダンソウの不時抽苔発現と BvBTC1 ハプロタイプの関係について
〇大石海苑、早川諒、谷口英吾、北崎一義、久保友彦(北大院・農)
5.LAMP 法を用いた土壌中の根腐病菌密度定量法の開発
〇小田一登,大竹勝,内野浩克(日本甜菜製糖)
6.カスガマイシン耐性テンサイ褐斑病菌の環境適応度の解析
〇松尾広信 1,松尾英子 1,竹内崇 1,小田一登 2,佐藤悠子 2,大竹勝 2 (1 北興化学工業,2 日本甜菜製糖)
7.テンサイ育成系統の光合成特性と褐斑病抵抗性との関係について
〇村上貴一,成廣翼(農研機構・北農研)
8.テンサイ群落内の気温・湿度環境は系統によって異なるか?
〇臼井靖浩 1,田口和憲 1,平藤雅之 2 (1 農研機構・中農研,2 東大院・農)
9.リッジ回帰モデルを用いたてん菜の収量予測と気象応答
〇金谷真希 1 2,森岡涼子 2,石郷岡康史 3,辻博之 1
(1 農研機構・北農研,2 農研機構・農情研,3 農研機構・農環研)
10.G×E 解析を用いたテンサイ品種の収量安定性評価の試み
〇池谷聡(道総研・北見農試)
11.減肥がテンサイの生産性および経済性に与える影響
〇門前博史,湯浅育幹,中山伸哉(ホクレン)
12.「コンビソ OD」と「カーベ 8K879C」を導入した新たな除草体系の普及への取り組み状況
〇安達時雄,大竹勝,黒氏信好(日本甜菜製糖)
13.現地直播てん菜圃場における盛土による播種床の保温効果について
〇西野雅宏 1,根本学 2,鮫島良次 3,石井岳浩 1,妹尾吉晃 1
(1 北海道糖業,2 農研機構・北農研,3 北大院・農)
14.3 畦往復植ビート移植機の開発(第 2 報)
〇鯨井崇 1,今村城久 2,伊藤泰明 1,玉尾隆仁 1 (1 サークル機工,2 日本甜菜製糖)
15.マップ対応作条自動可変施肥機の開発
〇千葉勇気 1,今村城久 1,伊藤泰明 2,川井邦義 2 (1 日本甜菜製糖,2 サークル機工)
◆特別講演
「輪作体系と飼料基盤の強化に貢献するビートパルプのサイレージ化について」
仲野 貴之 氏(士幌町農業協同組合)
詳細
NPO法人グリーンテクノバンクホームページをご覧ください。
実施結果
てん菜研究会第22回技術研究発表会を7月17日に北農ビル会議室で開催し、126名が参加した(内訳 大学14、行政6、法人・生産者6(生産者団体含む)、企業18(機械・施設、資材等)、研究機関21、製糖3社53、その他・事務局8)。
一般講演では育種、栽培、防除、機械・作業などてん菜生産に係わる15課題が発表され、特別講演では「輪作体系と飼料基盤の強化に貢献する高糖分生パルプのサイレージ化について」をテーマとして、JA士幌町農業協組合 仲野農産部長から発表が行われ、酪農学園大学泉教授、グリーンテクノバンク下小路専務からのコメントを受けて、活発な質疑応答が行われた。
グリーンテクノバンクてん菜研究会第22回技術研究発表会の様子