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イベント

「水稲乾田直播・子実トウモロコシフォーラム2024」(2/29開催、岩手)

2024-01-30

日時

令和6年2月29日(木)10:30~16:00

場所

いわて県民情報交流センター(アイーナ)8階 会議室804及び803(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1)

共催

農研機構 東北農業研究センター、水稲直播および子実トウモロコシ普及促進会、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、「知」の集積と活用の場「東北農業のイノベーション技術創造」研究開発プラットフォーム

内容

1. 基調講演「農研機構方式(プラウ耕鎮圧体系)水稲乾田直播栽培の概要・課題・展望について」
  農研機構 東北農業研究センター 研究推進部 技術適用研究チーム長 古畑 昌巳 氏
2. 事例報告
 1)水稲乾田直播
 (1)秋田県北秋田市
    ホクヨウ農産株式会社 代表取締役 藤嶋 健一 氏
 (2)岩手県北上市
    株式会社西部開発農産 生産部長 清水 一孝 氏
 2)子実トウモロコシ
 (1)宮城県名取市
    農事組合法人U.M.A.S.I. 代表理事 大友 寛志 氏
    宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班 大内 信博 氏
 (2)宮城県涌谷町
    株式会社おいかわ 代表取締役 及川 達也 氏
    涌谷町農林振興課(涌谷地域農業再生協議会) 藤崎 幸治 氏
3. パネルディスカッション(分科会方式)
 1)水稲乾田直播 「乾田直播栽培における雑草防除と高位安定生産について」
 2)子実トウモロコシ 「生産-貯蔵-流通体系の相互連携に基づく普及推進策について」

詳細

東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。

実施結果

基調講演に引き続いて4つの事例報告が行われた。その後「乾田直播」と「子実トウモロコシ」の2つに分かれて分科会方式でパネルディスカッションが行われた。
質疑討論では、フロアーの方々と話題提供者、技術開発を担当する研究者を交えて活発な討論が行われた。その中で、水稲の乾田直播技術は、かなり高度な技術であり、自己流ではなく、マニュアルをきっちり守って行うのが成功の秘訣であることが強調された。また、子実トウモロコシについては、まだまだ取り組みが浅く不安定であるが、海外産のトウモロコシと競争できる安価な生産・加工・貯蔵・流通システムの体系的な確立を支援できる技術開発の重要性が指摘された。(参加者数 279名)

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