東北ハイテク研究会セミナー「新潟県産小麦を活用した商品開発の現状と期待」(1/29開催、新潟)
2024-01-09
日時
令和6年1月29日(月) 13:00~16:00
場所
新潟ユニゾンプラザ 中研修室(5階) (新潟市中央区上所2丁目2番2号)
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、(公社)農林水産・食品産業技術振興協会、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
内容
1)「新潟県における小麦の振興」
新潟県 農林水産部 農産園芸課 技師 渡邉 大輝 氏
2)「パン用小麦『夏黄金』の開発」
農研機構 東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 池永 幸子 氏
3)「新潟県で栽培されている小麦品種の栽培特性」
新潟県農業総合研究所作物研究センター 川上 修 氏
4)「新潟県産小麦の商品開発の現状と期待」
丸榮製粉株式会社 代表取締役 佐藤 久栄 氏
Bakery MAA 代表 佐藤 正之 氏
マルエイファーム株式会社 代表取締役 大谷 勝男 氏
ブランジェリー ラ・ターブル オーナー 佐藤 哲栄 氏
~意見交換会~
****** 小麦・大麦開発商品の試食会 ******
5)商品開発の取り組み
(1)「岩手県におけるもち小麦『もち姫』の取り組み」
東北ハイテク研究会 星野 次汪 氏
(2)「食用及び醸造用大麦の商品開発の取り組み」
農研機構 中日本農業研究センター上越研究拠点 水田利用研究領域 長嶺 敬 氏
6)情報交換会
詳細
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
開始にあたって本セミナーの趣旨が説明された。セミナーでは、新潟県での麦生産の状況と課題・麦栽培のメリット、寒冷地向け小麦品種の紹介、新潟県で栽培されている小麦品種の栽培特性及び製パン特性や製菓特性の紹介が行われた。続いて、新潟の現地で活躍されている各氏から、新潟県産小麦の商品開発の現状と期待について、これまでの取り組みこれから取り組みたいこと、行政や研究機関への要望について説明していただいた。
3社から提供のハード系のパン、大麦ブレンドパン、クッキーを試食しながら意見交換した後、商品開発の取り組みについて紹介された。
情報交換会では、小麦生産者が自ら生産した小麦の加工品を食べる機会がないこと、「ゆきちから」の高蛋白化追肥法、種子生産や赤かび病対策、種子生産体制など、積極的な話し合いが行われた。
参加者は43名だった。