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イベント

シンポジウム「~初夏の新カンキツで新しい風を~ 良食味の新品種『瑞季』を上手に作る・使う最新技術」(ハイブリッド開催、11/15、広島)

2023-10-18

日時

令和5年11月15日(水) 13:00~16:30

場所

広島県民文化センターふくやま 文化交流室(広島県福山市東桜町1-21)+オンライン(zoomウェビナー)
※参加は事前登録制です。会場参加は申込先着順で70名になり次第締切になります。

主催

農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会、無核性カンキツ新品種の高品質化および高度利用促進コンソーシアム

内容

1. 研究概要の説明
  京都大学大学院農学研究科 附属農場 中野 龍平 氏
2. 講演
 1)「紀州ミカンから‘瑞季’へ:日本のカンキツがたどった歴史をふりかえる」
    (国研)農研機構 果樹茶業研究部門 清水 徳朗 氏
 2)「カンキツ新品種‘瑞季’をつくりこなす」
    広島県立総合技術研究所 農業技術センター 果樹研究部 柳本 裕子 氏
 3)「施設栽培における‘瑞季’の高品質安定生産技術の開発」
    高知県農業技術センター 果樹試験場 戸梶 裕太 氏
 4)「弱毒ウイルスを利用したステムピッティング病対策」
    (国研)農研機構 果樹茶業研究部門 冨村 健太 氏
 5)「カンキツ新品種‘瑞季’の貯蔵技術の開発-長期供給体制の構築に向けて-」
    京都大学大学院農学研究科 附属農場 中野 龍平 氏
 6)「カンキツ新品種‘瑞季’の特性を活かした利用法の開発-成分特性、機能性の評価から加工品の開発-」
    アヲハタ株式会社 研究開発本部 研究センター 坂下 禎宏 氏
    広島大学大学院統合生命科学研究科 矢中 規之 氏
3. 総合討論  司会:三重大学大学院生物資源学研究科 奥田 均 氏
※閉会後、コーディネーターによる個別相談(マッチング、競争的研究資金等)に応じます。

詳細

参加申込方法など、詳細はNPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会ホームページをご覧ください。

実施結果

広島県立総合技術研究所と京都大学農学部との共同研究で、新緑が瑞々しい季節(4月中下旬)に食べ頃となる、甘くてジューシーなカンキツ「瑞季(みずき)」が開発され、各地で栽培が始まっています。また、この取り組みは、生研支援センター「イノベーション創出強化研究推進事業」の支援を受け、広島県、高知県、宮崎県、静岡県のカンキツ生産県をはじめ、京都大学、広島大学、農研機構、アヲハタ㈱などの産学官連携により、栽培~貯蔵・流通~加工・機能性、育成者・生産者の権利保護に至る一括した技術開発も目指しています。今回のシンポジウムでは、「瑞季」がカンキツ産業に貢献すべく、産学官の研究機関が共同で開発している高品質安定生産技術、貯蔵技術、機能性などの最新情報を紹介しました。
参加者は会場44名、オンライン37名、合計81名で、個別相談は1件でした。

  • 231115シンポ図1
  • 231115シンポ図2
  • 当日の様子
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