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イベント

東北ハイテク研究会セミナー「米食の価値を考える:食料と健康の確保におけるお米の価値再考」(Zoomウェビナーによるオンライン開催、9/5、岩手)

2023-08-07

日時

令和5年9月5日(火) 13:15~16:00

形態

Zoomウェビナーによるオンライン開催

主催

農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、高付加価値日本食・食産業研究開発プラットフォーム、日本応用糖質科学会東北支部

内容

○講演
1)「米飯摂取を基本にした日本食の健康有益性
  東北大学未来科学技術共同研究センター プロジェクトリーダー・教授 宮澤 陽夫 氏
2)「超積極的米利用~多様な米を多様な用途に~
  秋田県立大学生物資源科学部 教授 藤田 直子 氏
3)「実需者が要望する米の品質
  伊藤忠食糧米穀サポート室 安藤 美紀子 氏
○質疑討論

演題をクリックしていただくと当日の講演要旨がダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。

詳細

東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。

実施結果

宮澤教授は、米飯食の減少がもたらした健康面での課題を整理した。こうした課題を解決するためには米の新たな価値を見つけ出し、消費拡大と人々の健康向上に貢献することが重要であることを強調された。
藤田教授は、小麦の国際価格が最近急上昇している背景を受けて、米の消費拡大が急務であること、そのためには多用途米・多様な機能を持った米の開発が不可欠であることを強調された。
安藤氏からは、伊藤忠食糧・米穀本部・米穀サポートチームの事業内容や、家庭用米の消費者ニーズの特性、業務用米の実需者ニーズの特徴に関する紹介があった。
参加者からは、機能性がある多様なお米が開発されている現状を初めて知った、機能性成分の安定化に関して、現在栽培方法を含めて検討している、業務用米の実需ニーズへの対応のためには、収量を上げて対応することが重要である等の意見があり、活発な質疑討論が行われた。参加者は58名だった。

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