東北ハイテク研究会講演会「東北地域における農業を核とした産学連携活動のフロンティア!」(ハイブリッド開催、7/5、宮城)
2023-06-09
日時
令和5年7月5日(水) 14:15~16:00
場所
会場:TKPガーデンシティ仙台 ホール30A (宮城県仙台市青葉区中央1-3-1、AER30階)
オンライン:Zoom(ウェビナー)を使用
※会場の定員は80名様まで
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
内容
1.「庄内スマート・テロワールの挑戦 -地域共創活動による循環型農村経済圏の構築-」
山形大学農学部 付属やまがたフィールド科学センター 教授 浦川 修司 氏
2.「アグロエンジニアリング協議会の取り組み -超高圧処理によるギャバを多く含む大豆商品開発を例に-」
アグロエンジニアリング協議会 会長
元宮城県産業技術総合センター長、元宮城大学・東北福祉大学 教授 鈴木 康夫 氏
3. 質疑討論
演題をクリックしていただくと当日の講演要旨がダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。
詳細
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
講演会では、2つの取り組が紹介された。
スマート・テロワールの取り組みでは、地域の風土を活かしながら耕種農家と畜産農家の連携、農業者と加工業者の連携、加工業者と地域の小売店の連携によって地産地消を実現するための取り組みが紹介された。
アグロエンジニアリング協議会の取り組みでは、農・食・エネルギーに関する事業化・商品化ニーズに対して、シーズとしてのエンジニアリング技術を橋渡しするための取り組みが紹介された。
質疑討論では、ステークホルダーの連携意欲をどのように高めていくかという質問に対して、シーズ提供組織の真剣度が重要であることが強調された。また、商品化・事業化では、事業資金をいかに集めるかが重要であり、そのためには補助金だけでなく民間ファンドの活用が重要であることが論議された。さらに、地産地消に関して、グローバルな視点も重要ではないかという指摘が行われた。
参加者は会場参加27名、Web参加31名、合計58名であった。
(本講演会について、後日、新聞報道がされた。)