東北ハイテク研究会セミナー「スマート農業技術をもっと身近に:低コスト簡便スモール・スマート農業技術を知る 第2弾」(Zoomウェビナーによるオンライン開催、10/25、岩手)
2021-09-17
日時
令和3年10月25日(月) 13:30~15:30
形態
Zoomウェビナーによるオンライン開催
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会
内容
<第2弾 中小規模農家でもできる水田農業のスマート化>
第1報告
「低コスト×スマート農業×有機農業で地域をデザインする」
(株)アグリーンハート 代表取締役 佐藤 拓郎 氏
第2報告
「ドローンを活用した水稲直播栽培」
石川県農林総合研究センター 専門研究員 宇野 史生 氏
第3報告
「ドローンを使って水田の害鳥を楽に追い払おう」
岩手県農業研究センター 上席専門研究員 山口 貴之 氏
質疑討論
演題をクリックしていただくと当日の講演要旨がダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。
詳細
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
多くの農家から安価で利用が簡単で確実な効果が得られるスマート農業技術の開発を期待する声が多く寄せられている。そうした農家の切実な声に応えることを目指して、セミナーを実施した。
第1報告では、低コスト・スマート農業と有機農業で、地域の集約化された農地と遊休化している農地を有効に活用した持続性の高い農業展開の取り組みが紹介された。
第2報告では、乗用播種機と比較したドローン直播のメリットとデメリットが紹介されるとともに、倒伏軽減、鳥害防止、収量安定化のための機械選定と播種機の開発、ならびに播種技術の開発の取り組みが紹介された。
第3報告では、岩手県農業研究センターが開発した「ドローンを活用した水田の害鳥防止技術」の有効性が検証されたことが紹介された。
本セミナーを通して、安価で簡便なスモール・スマート農業技術に対する期待が大きいことが改めて確認でき、非常に有意義であった。参加者は89名であった。
佐藤氏講演資料より抜粋
宇野氏講演資料より抜粋
山口氏講演資料より抜粋