東北ハイテク研セミナー「福島県でのサツマイモの可能性を探る -阿武隈地域の葉タバコ栽培跡地での実証栽培-」(2/27開催、福島)
2020-01-24
(本セミナーは、前年11月に予定しておりましたが、台風19号により、開催地の田村市にも甚大な被害があったため延期しましたセミナーを、今回、開催するものです)
日時
令和2年2月27日(木) 13:00~15:15
場所
文化の館ときわ (福島県田村市常葉町常葉字町裏1)
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、特定非営利活動法人うつくしま・ふくしま農産物普及推進協議会
内容
1.講演
(1)「サツマイモの作物的価値と商品性」※
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会 小巻 克巳 氏
(2)「サツマイモプロジェクトの実情と問題点」※
特定非営利活動法人うつくしま・ふくしま農産物普及推進協議会 事務局長 松村 正彦 氏
(3)「サツマイモ栽培試験に参加して」※
特定非営利活動法人チームふくしま 応援団 佐久間 辰一 氏
2.意見交換会
※演題をクリックしていただくと当日の講演資料がダウンロード可能です(東北地域農林水産・食品ハイテク研究会のホームページにリンクを張っています)。
詳細
東北地域農林水産・食品ハイテク研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
福島県の阿武隈地域の基幹作物であった葉タバコの栽培跡地にサツマイモの産地を形成するために、サツマイモの特徴や生産性、栽培実証の現状などの情報を共有するためのセミナーを開催しました。当日は、栽培実証で確認された生産性や収益性、今後の取り組み、田村市における栽培支援策を中心に活発な議論が行われました。会場から、茨城県の大規模干しいも生産者によるサツマイモは収益性の高い作物であるという紹介や、楢葉町で大規模なサツマイモ栽培の展開を開始した福島しろはとファームの取り組みの紹介があり、参加者の期待を高める効果がありました。参加者は61名でした。