2019年度NPO法人東海地域生物系先端技術研究会第3回セミナー「新品種開発に係る状況と東海地域発の新品種紹介」(10/31開催、愛知)
2019-09-10
日時
令和元年10月31日(木) 13:00~17:15
場所
ウインクあいち 12階 1201会議室 (愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
主催
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課産学連携室、NPO法人東海地域生物系先端技術研究会
内容
[講演]
(1)「品種の権利保護、種苗登録を巡る現状と課題」※
農林水産省食料産業局知財課 担当者
(2)「野菜におけるDNAマーカー利用技術の開発と利用」※
農研機構 野菜花き研究部門 安濃野菜研究監 松元 哲 氏
(3)東海地域の各県で育成された新品種の紹介
1.「やわらかさが持続する短鎖アミロペクチン糯米新品種『愛知糯126号』」※
愛知県農業総合試験場 山間農業研究所 主任研究員 吉田 朋史 氏
2.「種子繁殖型イチゴ品種「よつぼし」の開発と今後の展開」※
三重県農業研究所 野菜園芸研究課長 北村 八祥 氏
3.「10月出荷可能な高糖度のカキ新品種『ねおスイート』の育成」※
岐阜県農業技術センター 果樹・農産物利用部 杉浦 真由 氏
4.伊豆特産花きの育種
静岡県農林技術研究所 伊豆農業研究センター 勝岡 弘幸 氏
※演題をクリックしていただくと当日の講演資料がダウンロード可能です(NPO法人東海地域生物系先端技術研究会のホームページにリンクを張っています)。
[ポスター発表・展示]
「東海地域発の新品種」
【愛知県農業総合試験場】
展示品・・・短鎖アミロペクチン もち
【三重県農業研究所】
「硬質小麦タマイズミの縞萎縮病抵抗性を強化した新品種『タマイズミ R』の開発と高品質安定生産方法の確立」
【岐阜県農業技術センター】
「岐阜県の育成した花き類」
展示品・・・カキ新品種「ねおスイート」
【静岡県農林技術研究所】
「世界初!新しいマーガレット雑種の育成」(H30 成果写真集)
展示品・・・マーガレット新品種 「風恋香」及び「シェリエメール」
◆「技術相談」のある方は受付のみさせていただき、後日、対応いたします。
詳細
NPO法人東海地域生物系先端技術研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
農林水産・食品産業分野の先進的研究・利用事例、研究開発を取りまく情勢等について理解を深め、企業・団体、大学、試験研究機関等、産学官の参加者が情報交流し、東海地域における研究開発とその実用化促進に資すること目的としてセミナーを開催しました。
「新品種開発に係る状況と東海地域発の新品種紹介」をテーマとし、初めての試みとしてポスター展示および実物展示を行いました。
作物の新品種については関心が高く、熱心な質疑応答がありました。(参加者68名)
セミナーの様子(手前はマーガレットの新品種)
カキ新品種「ねおスイート」
糯米新品種「愛知糯126号」