農林水産・食品産業分野産学連携支援サイト

イベント

平成28年度東北ハイテク研究会 第4回勉強会「ダイズ『貴丸』研究会 現地勉強会」(10/27開催、岩手)

2016-10-26

日時

平成28年10月27日(木) 13:30~17:00

場所

八幡平市松尾地内圃場

主催

東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、農林水産省

内容

1.28年度ダイズ栽培の耕種概要と生育状況
  農林水産省産学連携支援コーディネーター 佐川 了 氏
2.雑草対策および病害虫対応
  栽培者 古川 佑史 氏
3.収穫適期判定、収穫時、乾燥調整に関する留意事項
  岩手大学滝沢農場 専門職員 武田 伸也 氏
4.商品化の見通し
  ふうせつ花 社長 石田 秀悦 氏、専務 石田 逸平 氏
5.協力体制と今後の展開とまとめ
  農林水産省産学連携支援コーディネーター 星野 次汪
  岩手大学 三陸機構・地域創生推進機構 佐々木靖人 氏
6.その他(試食会の開催日程、商品化)

実施結果

ダイズ新品種 「貴まる」の安定栽培技術検討と加工、流通連携を目的に、特に収穫適期判定および 収穫・乾燥調整に関する要点について、研修・勉強会を行った。
現地は八幡平市松尾地内のアグリ管理士である古川佑史市の圃場で、実際に現地で視察しながら、今年度の栽培報告、今後の収穫作業の留意点、さらに商品化の見通しなどについて説明や意見交換を行った。 その後、八幡平市荒木田地内の圃場で視察、指導を行った。
初めに、28年度のダイズ栽培の耕種概要と生育状況について、岩手大学農学部の佐川了教授より報告。 次に収穫適期判定および収穫、乾燥・調整に関する留意点について、岩手大学の武田伸也専門職員から説明があった。 続いて商品化の見通しについて、星野中核型CDからこれまでの実績と見通しについて報告があり、佐川氏からは、引き続き「ふうせつ花(地元加工販売者)」には 「貴まる」を用いた商品開発とブランド化を要請し、推進する旨付言があった。
さらに 協力体制と今後の展開とまとめとして、 星野中核型CDおよび岩手大学 佐々木靖人共同研究員から 栽培者の拡大策と 収穫調整後、然るべき時期に商品の試食検討会を開催することが提案された。
引き続き、八幡平市荒木田地内の山本氏圃場での視察、指導を要請され、同氏圃場に赴き視察、指導を佐々木研究員、武田専門職員とともに、星野中核型CD、佐川(専門型CD)で行った。(参加者:8名)

161027勉強会図1

勉強会の様子

ページ上部に移動