セミナー「中四国の農業を支えるAI・省力化技術開発の最前線」(10/26開催、香川)
2016-09-20
日時
平成28年10月26日(水) 13:00~17:00
場所
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター
四国研究拠点・仙遊地区(香川県善通寺市仙遊町1-3-1)
主催
NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会、農林水産省
内容
1.講演
1)「農業分野へのモノづくり技術の導入を目指して -環境の計測・予測・制御から農薬散布ロボットまで-」
徳島大学大学院 理工学研究部 理工学部門 電気電子系 電気エネルギー分野 教授 安野 卓 氏
2)「省力的な農業生産を目指した技術開発の現状と課題」
愛媛大学 農学部 農業機械システム工学 講師 上加 裕子 氏
3)「青切り出荷タマネギを対象とした省力的収穫・調製作業体系の開発」
香川県農業試験場 企画・営農部門 主席研究員 西村 融典 氏
4)「栽培管理・営農を高度化する農地環境推定システム」
農研機構 西日本農業研究センター 傾斜地園芸研究領域 上級研究員 植山 秀紀 氏
5)「農研機構(西日本農業研究センター)における産学連携の取り組み」
農研機構 西日本農業研究センター 企画部 産学連携室長(産学連携コーディネーター) 長﨑 裕司 氏
2.総合討論
3.個別相談
講師及びコーディネーターによるマッチング、競争的研究資金等の相談
詳細
NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会ホームページをご覧ください。
実施結果
農業における少子・高齢化や篤農技術の科学化、省力化は喫緊の課題であり、AI・ロボット・省力化研究の最新情報を紹介し、今後の研究や実用化の方向付けを議論した。既存の農業機械の改良も必要であり、その上にセンサーやパソコンを駆使し、さらに重層・総合的な自動操作の技術を付与して、スマホ時代の若者にも魅力ある農業にしていきたいという認識が高まった。(参加者36名)