シンポジウム「北海道の農業地域における小水力発電の可能性」(10/3開催、北海道)
2013-09-18
日時
平成25年10月3日(木)13:15~16:45
場所
札幌エルプラザ 大ホール (札幌市北区北8条西3丁目)
主催
NPO法人グリーンテクノバンク、農林水産省
内容
【基調講演】
農業用水路に適用した小水力発電の導入事例
大和 昌一 (富士電機㈱)
【情報提供】
1)農業水利施設を活用した小水力等発電の導入促進について
山田 久幸 (北海道開発局)
2)北海道の農業用水の取水パターンに基づく小水力発電の発電量と発電原価
大久保 天 (寒地土研)
3)積雪寒冷地における中・小水力発電所の保守管理
小林 仁 (ほくでんエコエナジー株式会社)
4)道内市町村における小水力発電の実証事例
小笠原 竹伸 (富良野市)
大野 百恵 (ニセコ町)
5)小規模分散型再生可能エネルギー供給システムの紹介
樋口 知志 (下川町役場)
【パネルディスカッション】
「小水力発電の取り組み事例と課題」
進行と総括 後藤 眞宏 (農村工学研究所)
テーマ ・小水力発電所の保守管理と運営コスト
・電力活用による生産技術と地域振興
実施結果
輸入原油価格の高騰等を受けてエネルギーの確保が喫急の課題となり、平成24年7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度が施行され、小水力発電も全国的に導入の機運が高まってきました。
しかし、北海道では小水力発電の導入事例が極めて少ない現状から技術的課題など積雪・寒冷地での導入促進に向けた論議を深めることを目的としてシンポジウムを実施しました。
農研機構農村工学研究所後藤眞宏総括上席研究員をコーディネーターに未利用水エネルギーの「地産地消」を地域産業振興に活用するためのアイディアをテーマに熱心な議論が行われました。土地改良区職員、行政機関、企業など参加者は159名でした。
シンポジウムの様子